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さんねんごい こどものとも傑作集 のらっこ絵本
![]() | さんねんごい (こどものとも傑作集―のらっこの絵本) (1991/01) 菊池 日出夫 (32ページ) 商品詳細を見る |
娘が選んだ絵本でした。
娘は田んぼが大好きで、同シリーズの絵本で田植えの絵本を持っていて、本当に何度も読んでいました。
この絵本も田んぼ端で遊ぶ子どもたちの姿が描かれていて楽しい絵本で、田んぼが近くにあるとこんなこともできるという娘にとっての発見の場のような絵本でした。
そんな楽しい絵本なのですが、内容にちょっとハラハラする場面があります。
それは鯉を取れなかった少年が近くの畑から野菜を盗んでしまう場面です。
娘は「おじさんが怖いようー」と言って読んでいる途中から顔を覆い始めます。
でもそのおじさんはいいおじさんで、子どもたちを叱った後は優しくしてくれて、野菜をおやつに出してくれます。
娘がハラハラしたり、楽しくなったり、絵本の世界にどっぷり入り込んで聞いていてくれることがちょっと嬉しいです。
ここでは聞き慣れない方言が書かれていました。
「いっかっちょ」です。
「行こう」という意味らしいですが、娘はこの言葉がお気に入りで、得意になって真似をしていました。
こんな方言にも触れることができて素敵な絵本でした。
かいじゅうのズングリのピザやさん

(28ページ)
かいじゅうと魔法使いが登場する楽しい絵本でした。
民話や昔話ばかりでもと思い、まさにこの絵本のような内容のものを探していました。
自分はとても満足していたのですが、娘はちょっと違っていました。
魔法使いがピザの注文のためにかいじゅうのズングリに電話をかけてきました。
その場面での一言が娘には怖いと感じるものだったらしく、「優しく読んでね」と娘が注文をしてきました。
それは魔法使いがピザの出前が日暮までに間に合わないと、ズングリを魔法でかえるにしてしまうという内容でした。
もう娘はこの魔法使いの言葉で、はらはらしながら見続けることになりそれが嫌になるようです。
迷路のような絵が描かれていたり、作ったピザをマットのように使って魔法使いの孫娘を助けたりしてとても楽しいはずの絵本なのですが、なかなか自分から読んで欲しいとは言ってきませんでした。
それでもピザのメニューが紹介されているページを見ると、不思議なものばかりで娘が自分で食べるときを想像しながら微笑んで見ていました。
もっと怖がらずに楽しく読んで欲しかったなと思いました。
バーバパパのめいろのたび
![]() | バーバパパのめいろのたび (バーバパパ・知識のえほん) (1996/06) アネット チゾンタラス テイラー (28ページ) 商品詳細を見る |
初めてバーバパパの絵本を見ました。
自分が以前テレビで何度か見かけたことがあっただけで、特に興味も覚えませんでした。
迷路の本を探していて見つけた絵本でしたが、よく見ると楽しい今の娘にぴったりの絵本だと発見しました。
簡単なストーリーと迷路で構成されていて、バーバ家族が次々に色々な形に変身しながらお話が進んでいくので、娘にはとても新鮮なキャラクターたちにうつったようでした。
迷路も難しすぎず、すぐにゴールに到達するのですが、飽きることなく暗記してもやっていました。
花についていた毛虫を見てぞっとする場面がありましたが、娘も一緒で毛虫を見るとぞっとします。
虫によってはそれほど怖がったりしないで、触ろうと頑張るような時もありますが、ほとんどは見てるだけで終わってしまいます。
この絵本では、毛虫はとてもきれいな蝶になるんだよと教えていて、生まれた場所に返してあげようと大切に扱います。
娘にもこんな気持が生まれるように、どんな小さな虫も怖がらず大切に見守っていく気持を持ってくれたらと読んでいて思いました。
このシリーズの別の絵本も見たいと思います。
くまさんのいす
![]() | くまさんのいす (講談社の創作絵本) (2002/06) 森山 京 (32ページ) 商品詳細を見る |
ちょっと軽めの読みやすい、そしてほのぼのとした絵本として選んだものでした。
娘は大工さんの真似事が大好きなので、きっと気に入ると思っていました。
くまさんの愛用の椅子が壊れてしまい、新しい椅子を作るために森に木を探しに出かけます。
これぞという木を見つけるたびに、その木に住んでいる動物たちから「だめ」と言われてしまい、頭を下げて謝ります。
こんな失敗を繰り返すうちにくまさんはすっかり落ち込んでしまいます。
ちょうどそこにねずみさんが現れ、倒木を持っていって欲しいと言われます。
これでくまさんはやっと椅子を作ることができます。
とても立派な木だったので森で出会ったたくさんの動物たちの椅子も作ってあげていました。
お話はとてもすんなり進んでしまい、あっという間に終わってしまうのですが、最後にできあがった椅子を見て、娘は小鳥さんの椅子やへびさんの椅子まであることに気付き、とても驚きながらじっくりユニークな椅子をながめていました。
「くまさんはなかなか椅子を作れなくてかわいそうだったけど、優しいねずみさんがいてよかったね」と娘もひと安心している様子でした。
くまさんのかわいいお話でした。
おじぞうさん
![]() | おじぞうさん(こどものとも絵本) (1988/09/15) 田島 征三 (28ページ) 商品詳細を見る |
娘はなぜかお地蔵さんが大好きで、道端で見かけたり本で見たりすると必ず教えてくれます。
親しみを抱いています。
そこでというわけではありませんが、偶然このような絵本を見つけたので借りることにしました。
しりとりのような展開になっていて、面白いお話でした。
お地蔵さんに願かけにやってきたおばあちゃんとその孫。
おだんごをお供えしていきました。
そのおだんごを見てお地蔵さんがよだれを垂らすのです。
ありえないですが、でもきっとお地蔵さんの気持になったらそんな感じなのでしょう。
そこからしりとりのような展開が始まります。
絵本に描かれている人の表情が本当にびっくりしているような、とても強烈な印象を受ける絵で、内容の面白さに拍車をかけていました。
このお話の終わりはお地蔵さんに願いが叶ったおばあちゃんからのお礼でたくさんのおだんごが供えられ、赤いよだれかけがかけられていました。
いつもじっとしていなければならないお地蔵さんがつい表情を変えてしまうほどのおいしそうなおだんご、この気持は娘にもよく分かるので、本当に楽しんで見ていました。






